池田満寿夫と番町画廊 | 番町画廊 Bancho Gallery

設立者、青木宏が1962年に勤務先の日本橋画廊で池田満寿夫と出会い、1967年に番町画廊を設立以後も池田満寿夫版画を専門に取り扱うようになりました。 1971年には、1960~1962年までの銅版画を池田満寿夫氏と青木宏が抜粋し、番町画廊刊行によるはじめての銅版画集:未刊銅版画集を制作。以降25冊の刊版画集を刊行してまいりました。 池田満寿夫没後も定期的に遺作展を開催し、今後も逸品作品を伝えてまいります。

 

池田満寿夫 著「美の値段」(光文社 1990年発行)P49 より

「私は現在、銀座の番町画廊と専属契約をしているが、それまでに2度他の画廊を飛び出している。売れた版画の代金を約束どおりなかなか払ってくれなかったからだ。版画におけるエディション契約とは、版画のエディションが50部だとすると、全部刷り上って納品した時に、全額を支払ってくれる事なのである。 」 

 

作品エピソード

 

熱海に新しいアトリエを持ってからのリトである。
プリンターは石橋泰敏。
この作品はアクリル画が基になっている。
タブローを下地にしたリトはこれがはじめての試みであった。
画面を複雑にするためである。
激しい原色を使うにはリトの方があやり易い。
赤と緑のコンストラクトを好みはじめたようだ。
ヴァン・ゴッホに言わせると、最もセクシーな配色ということになっている。

 

日経ポケットギャラリ-  「池田満寿夫」 NO.34 から引用

番町画廊における池田満寿夫展の履歴

1968年

 

1971年

 

1974年

 

1978年

 

1980年

 

1981年

 

1982年

 

1983年

 

1984年

 

1985年

 

1986年

 

1988年

 

1989年

 

1990年

 

1991年

 

1992年

 

1993年

 

1995年

 

1997年

 

1998年~現在

天使がわたしを撹乱する 詩画集展

 

スフィンクスの肖像と習作展/未刊銅版画集刊行個展・七つのリトグラフ詩画集展

 

池田満寿夫コラージュ展

 

版画集刊行個展

 

顔の中の女 版画刊行個展

 

陽光のように 版画集刊行個展

 

手彩色展/未発表素描展

 

クラシコトルソー 版画集刊行個展

 

ピカソのように/令嬢ジュリー 版画集刊行個展

 

レッドミューズ/プリミティヴ ヴィナス 版画集刊行個展

 

海辺にて/劇場にて/日本の風景 版画集刊行個展

 

天女乱舞/三つの風景 版画集刊行個展・池田満寿夫陶芸展

 

雲のある風景/天平時代/風景の中の鳥 /ホワイトソフトバード版画集刊行個展/’50年代のコラージュ展

街/踊る人 版画集刊行個展

 

二つのハート/ガール&ボーイ/祭り 版画集刊行個展

 

クルマ/象とペンギン/兎の家 水族館 版画集刊行個展・炎城 縄文野焼き展

 

ホワイトヌード 版画集刊行,個展

 

ミュージックシリーズ 版画展

 

池田満寿夫1960~70年代展

 

池田満寿夫追悼展

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